<第3章 入力しよう part1 入力させる準備>
ハードもちょこっと解るオッチャンの投稿…
前回までは、出力を基本としたことでしたが、
今回からは、「入力」を主体として進めていきます。
オッチャンは株式会社トラストに入る前の会社で、
マイコンのファームウェアの開発(NEC製のマイコン…現ルネサス)に携わっていた事があるので、
その目線からの考え方となっております。
マイコンの場合、種類によりますが、
プルアップ抵抗を備えているポートがいくつかあり、
主には電源投入直後の初期設定にて行います。
「ラズパイにもそんなんがあるんとちゃうか?」
という疑問を持ったので、
とりあえず、GPIOの仕様を公式サイトで見てみましょう。
「https://www.raspberrypi.org/documentation/usage/gpio/README.md」
<公式サイトより>
Outputs
A GPIO pin designated as an output pin can be set to high (3V3) or low (0V).
<オッチャン目線の三文翻訳…>
「出力にしたら、HIGH で 3.3V LOW で 0V の出力となります。」
ですか。
ごく普通に出力できますね。
<公式サイトより>
Inputs
A GPIO pin designated as an input pin can be read as high (3V3) or low (0V).
This is made easier with the use of internal pull-up or pull-down resistors.
Pins GPIO2 and GPIO3 have fixed pull-up resistors,
but for other pins this can be configured in software.
<オッチャン目線の三文翻訳…>
「入力にしたら、3.3VでHIGH 0VでLOW の入力となります。
GPIO2,GPIO3 は プルアップ抵抗を持ってますが、
それ以外はプルアップとプルダウンはソフト的にレジストリから設定できます。」
ほぉ。要するに…
「GPIO2と3以外は、マイコンみたいにプルアップの設定ができる。」
という点から、GPIO2,3はマザーボード上でプルアップされているんでしょうかね。
押しボタンを使った入力は、GPIO2と3だとボタンを直結だけで、できそうですね。
このブログの企画がスタートと共に、
真っ先にコレを見とかなアキマセンでしたね(笑)
オチがついた処で、とりあえずポート表をまとめて、part1はここまでとしましょう。