<第3章 入力しよう part4 3章完結編>
ハードもちょこっと解るオッチャンの投稿…
いよいよ3章のまとめと行きましょう。
1 ラズパイの設定
2 ラズパイで入力を取る
3 CdSでの光感知
これらをまとめると、
「明るさを使ったON-OFFをラズパイで取る。」
まずは回路を触りましょう。
パート2の回路より。
手押し入力を、電気的な入力にかえるには、
幾つかの方法があります。
まずはトランジスタで検討…
パート3回路のそのまんま…ですね。
これでもいいのですが、
複数のセンサーをつけて、さらにラズパイの供給電力では、
ラズパイが電力不足を起こしかねませんので、
厳しそうですね。
この回路で外部電源にすると、ラズパイの電源と共通となるので、
ラズパイを故意に潰す回路とも言えます。
また、ラズパイの電源を使わずだと、
GPIOの入力だけ取ることもできないので、
複数のセンサー入力するならば、
この方法では無理な感じですね。
次にリレーで考えてみましょう。
パート3の回路の何処かにリレーをつけましょう…
ちなみに「LED+抵抗B」に流れる電流は
最大で 50mAほど。
これではリレーが駆動できません。
抵抗Cをリレーに変えようも、同様の理由で駆動しません(汗)
「さ~どうしよう…」
考えた末…
「最大50mA…フォトカプラか!」
と閃いたオッチャンがその回路を書いてみました。
センサー側は別電源で供給するので、
ラズパイの電力は安心。
つまり、ラズパイ側は、パート2の回路そのままとなります。
10セットつけてもビクともしませんね。
さっそくブレッドボードで組んでみましょう。
目視確認用で330Ωの処にLEDをつけています。
まずは、GPIO(センサー入力)の場所に電圧計をつけて
入力電圧を確認しましょう。
あれ、電圧が下がりきりません・・・
おっといけね・・・フォトカプラの抵抗値を見てなかった・・・
フォトカプラがONしている時の抵抗値を調べましょう。
143Ωと計測できました。
個体差があるとして、150Ωで計算しましょう。
これでは分圧の計算が崩れていますね。
分圧を正しくするなら、
抵抗A・・・1.5KΩ
抵抗B・・・15KΩ
抵抗C・・・フォトカプラの抵抗150Ω
改めて電圧を測りましょう
これでOKですね!
では、いざラズパイでのポーリング入力確認!
ちゃんと取れましたね。
これにて 第3章はミッション・コンプリート!
ご拝読 ありがとうございました。