「いま始めればちょっと違うTomorrow(ICT)」Excelは時代遅れか?

最近ネタが枯渇してるKASAです。

各種の申請をExcelで行っている会社は多いと思います。
最近はノーコード(ローコード)開発が盛り上がっているようです。
キ〇ト〇ンが出てきて最近TVでは似たようなものがうじゃうじゃと出てきました。

「Excelなんかやめて自分で手軽にシステムを構築して、入力や管理の手間を省きコスト削減を図りましょう!」
ということなんでしょうね、でも本当にそうでしょうか?
・申請のやり方が変わってまた覚えないといけない
・Webから申請するようになったので前みたいにファイルのコピペで申請できなくなった
・メールで転送できない
・蓄積してある過去のデータが使えない
など意外と問題もあると思います。
本当にExcelでの管理は面倒でデータの再利用ができないものなのでしょうか?
そんなことはありません。
データベースを理解されている方ならわかると思うのですが、Excelのブック(もしくはシート)を1つのレコードとして考えれば
今まで人がやっていた手順をマクロ化することで今までのExcel申請のまま処理の効率化や管理の手間を省くことができます。
データの解析だってちょっとしたマクロである程度のことはできますし、Excelにも結構便利な機能が備わっています。
ちょっと気合を入れて、Excelのデータをデータベースのレコードに変換して登録すれば
データベースを利用した本格的な業務解析だって出来ちゃいます。もちろんExcelからデータベースの利用もできます。
ただしちょっとマクロの勉強やデータベースの勉強が必要かもしれません。
ではノーコード(ローコード)はすんなりと作成できるのでしょうか?
解答は、準備されたやり方に従えば非常に簡単に作ることができます。
ただし準備されていないことをやろうとすると非常に難しかったり、できないこともあります。
つまり型にはまったものはすぐできるが、創意工夫して改良していける要素は少ないということです。
すぐに使えるが、長く改良しながら使うには向いていないことが多いわけです。
Excelを使いこなせればノーコード(ローコード)はなくてもそれ以上のことができます。
残念ながら社内にExcelに詳しい人がいないなど自分たちで開発するのは難しいかもしれません。
そういったときは社外に発注するのもありかもしれませんよ。
最近のノーコード(ローコード)システムでは実質月額数万円が必要みたいです。
自分でシステム作ったのに、月額5万だと年間60万円、5年で300万円の維持費が必要ということです。
100万円出せるのであれば、大手のソフト会社では相手にしてもらえないかもしれませんが、
小さいソフト会社ならExcelでの効率化を検討してくれるかもしれません。(50万円でもOKかも)
「Excelの改造に100万も出せるかよ」と思われる方、技術者から見れば
「ノーコード(ローコード)利用に月数万払うなんて信じられん」という感想となります(笑)。
(※感想には個人差があります)
要はExcelは知識さえあればこれからも立派に使えるソフトだということです。
ノーコード(ローコード)は自由に作成できるものと思わずに、
用意されたもので満足できて月額も問題なければお手軽で便利なものです。
そういった点を理解した上でノーコード(ローコード)での取り組みを始めないと、
数か月で「こんなはずじゃなかった」と解約する羽目になります。
なんだかんだと言いつつ、実は弊社でもノーコード(ローコード)ツールについてお勉強中です。
ノーコード(ローコード)ツールがうまく利用できる場面では積極的に利用することを考えています。
「実はこのノーコード(ローコード)ツールこんな裏技があるんやで」などのタレコミ募集中です。



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