こんにちは!こんばんは!ぐっちぃです☆
今日はバリアフリーについてお話します☆
少し長くなりますのでお時間あるときに読んでくださいね。
あとは少し頭の痛い話でもありますので元気な時に読んでください☆
前置きとして、それぞれのご家庭の事情があるので、絶対にこうするべき!というわけではありません。
考え方は人それぞれですので、あくまで参考になればいいなと思って書いています。
また、私は専門家ではありません。あくまでトラスト社員のブログと思って読んでいただければと思います。
では、スタート***
私、少し前に「福祉住環境コーディネーター」という資格を取りました!
高齢者や障がい者の方に住みよい住環境を整備するためのものです。
勉強していて思ったことが1つ。。
「介護は全然他人事ではない」ということです。
私たちはまだ若く誰かに介護されるような年齢ではないかもしれませんが、
いつなんどき事故や病気によって、体の自由が利かなくなる日が来ても全く不思議ではありません。
また、自分以外の家族が介護が必要になるかもしれません。。
勉強している期間、痛烈に考えてしまってちょっとしんどかったです笑
さて!突然ですが、みなさん一緒に想像してみましょう!
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【設定】
あなたは、不慮の事故にあい、片足麻痺となったことで、
車いすなしでの移動は難しくなってしまいました。
幸い病院から退院することとなり、久しぶりに我が家へ帰ってきました。
↓
では、今のお住いを思い浮かべてみてください。
(ここでは私の家を例に進んでいきます。)
Step1
玄関から家に入りたいと思います!
我が家は玄関ポーチまでに段差20cm強の階段が2段あります。
手すりはついておらず、何かにつかまって上ることはできません。
また、スロープもないため車いすで上ることもできません。
・・・
今日は付き添いの家族がいるので介助してもらえます。
肩を借りて、何とか2段の段差を超えられました。
車いすをあげてもらい、もう一度車いすに座りなおします。
Step2
さあ玄関を開けて入ろうと思います。
我が家は玄関ドアがポーチからまた10cmほど高く設計されています。
幅も車いすが通れるギリギリです。
開き戸なので、先にドアを開けて、抑えながら、、
介助者に前の車輪を上げてもらい押してもらうことで、なんとか玄関に入ることができました。
Step3
さあ、やっと家の中に入れる!と思いたいのですが、、
お気づきかもしれませんが、たいていの家というのは玄関に上がり框という段差がついています。
なのでもう一度介助者の方に上げてもらわなくてはいけません。
(ちなみに、介助者付きで車いすが登れる段差は10~15cm程度です。)
私の家は、玄関から廊下が直角に右側へ続いているため、
ここで右に旋回も必要になります。が、、
正直、車いすを旋回させられるほどの幅は廊下にありません。
・・・
我が家はバリアフリーのバの字もありませんでした、、苦笑
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想像していただくのは以上です。
もし続けられる場合は、玄関から寝室までお1人での移動を細かく考えてみてください。
ドアノブを回す、ドアを押す、ドアの向こう側に移動する、後ろを振り向く、ドアを閉める
といった具合に細かく考えられるといいと思います。
いかがでしょうか?
私の現在の家では、玄関1つとっても、介助者の方の力を借りなくては何もできませんでした。
ではバリアフリーのお話に戻りましょう。
例えば、今回の問題点であった段差ですが、、
・最初の階段は手すりがあれば上れたかもしれません。
・スロープがあれば車いすごと上れました
・ドアは段差をなくし、引き戸であれば心配ありません。
・そもそもアプローチからすべて平坦な道であれば何の心配もありません。
・廊下幅が広めであれば、車いすで通れたかもしれません。
現状の家では1人で過ごすことが難しいですが、
バリアフリーを考えた設計であれば1人で暮らせる可能性が出てきます。
この場合、退院する前に家族などにお願いして
手すりの設置などを手配してもらうようお願いしておければよかったですね。
じゃあ今住んでいる家は賃貸だし、リフォームもできないから、
すぐ引っ越すべきか?と言われると、、
そんなことは全くありませんし、私もその予定はありません笑
ただ、引っ越しをする。家を建てる。リフォームをする。介護が必要になりそう。
といったタイミングで一度バリアフリーについて考えてみてもらいたいです。
かといって、家をご自身で建てる際に
初めから車いす生活を想定した家を作る必要はないと考えています!
例えばですが、トイレ間取りの横に少し広めの脱衣所を作ることができれば、
必要になった際に、車いすごと入れるトイレにあとから拡張することを検討できます。
両端が廊下と壁では拡張は難しいですよね。
このようなことを家を建てるなどのタイミングでは
一度考えていただいてもいいのかな?と個人的には思っています。
***
長々と書きました、、
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
皆さんがバリアフリーについて考えるきっかけになれば嬉しいです。
今日はとっても真面目なぐっちぃでした☆
ぐっちぃの前回のブログ→「ぐっちぃと天職を見つけてみようぜ☆」
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