システム開発に対する一般企業の理解度

机で疲れを癒す女性
みなさんこんにちは渡邊です。

システム開発って言うとそれなりにお金がかかるものと言う認識が、

大なり小なり業種は多々ありますがIT企業にお勤めの方は理解されている事と思います。

 

ですが、ことIT化とかシステム開発ってものに触れてきていない一般企業の方からすると、

「今までExcelでやってた簡単な在庫管理のシステムやし高くても10万円くらいのものやろー」

「こんなん80万円とか100万円すんの意味わからん!!」

くらいの考えしかお持ちでは無いでしょう。(昔の私もそうでしたw)

 

先日ozが過去に受注失敗した時のお話「見積もり出したらめっちゃ怒られた」で書いている通り、

作り手が良かれと思って将来的なOSのバージョンアップやシステムの10年後などを考慮した作りにしようと思い、

環境などを選択していくとどうしてもコストがUPしていきます。

 

けれど一般企業の依頼者は現時点でのコスト重視で将来的に再度かけなければいけないコストまで、

考えが及ばないことが多々あります。

これは一般企業の販売しているものの単価も影響しているかもしれません。

 

ちなみに私の過去に販売していたものは調味料や食品素材などだったので、

1個あたりの単価は1,000円~10,000円程度でした。

これが1システムあたり10万円~100万円、

または物によっては数千万円などといった金額は想像すらできません。

 

実際私もその当時を振り返ると、

販売管理のシステムを既存会計ソフトを使用した新システムへの変更する時期に、

200万円ほどかけて作られたシステムに対して放った第一声が、

「高っけ~何その金額!?」でしたから(笑)

 

けれど、今ならこう思います。

「このシステム1個作るのに何人が何時間かけて作ったのかを考えると安い買い物かも・・・」

 

物にはそれぞれ適正な値段があります。

必要な機能をすべて盛り込むことが、

ITに詳しくない一般企業でのシステム開発でのベストでは無いと思います。

掛けられる予算とやりたい事とのバランスを話し合いながら、

その企業にとってベターな選択を・・・

よりベストに近いベターになるよう一緒になって考えられるシステム開発会社の営業でありたいと思います。

 

そして、願わくばそうやってがっぷりと組んで頂ける一般企業の担当の方から、

評価を頂きご指名を頂けるようしたいです。

 

その為には日々精進するしかありません。

関西人としてはここらへんで落ちを用意したいところですが、

システムのお話だけに落ちないようにしたいと思います。

笑点



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