皆さんこんにちは渡邊です。
唐突ですが技術者たるもの今目の前にある現実から逃げたら負けじゃないでしょうか?
これは技術だけでなく営業でも事務職でもそうですが、
目の前の問題や課題をクリアしてこそ仕事が完結できたり、
次の展望が見えてきたりするのではないでしょうか?
半期の終わりという事もあり忙しかった9月の末日のことです。
夜8時過ぎに一本の電話がありました。
この時間にかかってこない方からの電話・・・
私の中で赤いパトランプがくるくる回りだしアラートが鳴り出しました。
「○○さんて一体何を考えているんですか?」
「1日で終わる仕事を3日もかけて半分しかできずに、
しかも途中で現場リーダーに何も言わずに帰ったみたいです」
「!?」
あちゃーきたよこれ・・・
この時間に電話してくることを思うとめちゃ怒ってはるわ・・・
丁重に謝罪し早急に事実確認を行う事を約束しその日は終了しました。
明けて10月になっての月曜日です。
得意先の担当の方とお会いし現状報告とともに詳しい内容を確認するとともに、
着地点がどこかを探ってみました。
内容としてはこういう事です。
月曜日にお願いしていた3時間~8時間程度あれば新人君でもできる簡単なコーディングを、
月曜日、水曜日、金曜日を使ってさらに残業までしても半分もできていない状況みたいでした。
手を抜いていたのか残業代目当てにかましていたのか何かはわかりませんが、
現場最終日も状況を報告しないまま帰ってしまったのです。
得意先現場リーダーも担当営業もすごい剣幕で怒っていました。
挙句には最終週の3日分(火曜日木曜日は事前に休みになっていました)は支払えないとまで言われています。
(支払うべきかどうかはブログ「システム開発における契約形態別の責任範囲」を参照ください)
そこで私は得意先の担当者に提案しました。
「本人や所属会社を交えて状況の共有と本人の考えや思いを把握させてほしい」
要はみんな膝突き合わせて納得のいく答えを模索しましょうという提案。
得意先担当者は快諾してくれました。
そして肝心の所属と本人は・・・
穏便に終わらしたいので条件は飲むからわざわざ話し合うのは避けたいという返答・・・
「逃げんのかい!」
これ!心の叫びです(笑)
人はそれぞれ立場や言い分があると思います。
仕事なのでそれはお互いにぶつけて、揉んで、三方良しの状態で納得して次に進むべきではないでしょうか。
困難は突然やってきますしできれば避けたいし逃げたいと思います。
けど逃げたらあかん・・・
これを自分でもかみしめて行動したいものです。
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