ちょっとしたAIアルゴリズム(人工無能その4)

KASAです。

最近AIの話が結構出てきます。

AIが書いた絵が誰かの著作権を犯しているかもとか、学習に関して言えばその辺にあるものを使って学習するので

場合によっては元のデータほぼそのままの結果()が出てくることも否定できませんし、難しいですね

今回のはそんなディープな問題からほど遠い世界の話ですw

 

 

以下の表はリンゴとみかんの特徴を対比で数値化したものです。

非常に雑ですが特定の条件がリンゴである確率とみかんである確率を数値化します

この表に従って対象物の演算を行い、よりどちらの可能性が高いか判定します。

どちらか判定をするにせよ可能性が小さすぎる場合はどちらでもない判定をする必要があります。

たとえば赤っぽく、縦長で直径12cm程度であれば

リンゴ : 0.9×0.9×0.7=0.57

みかん : 0.1×0.1×0.3=0.003

ということでリンゴであろうということになります。

また緑っぽく、横長で直径8cm程度であれば

リンゴ : 0.1×0.3=0.03

みかん : 0.9×0.7=0.63

ということでみかんであろうということになります。

なおここで計算された値は大小比較()は可能ですが、それ以上の意味はないと考えてください

計算値にそれ以上の意味を持たせるには重み付けなど複雑な処理が必要です。

他にも似た手法として、対比(合わせて1.0)ではなく各特長について各々で確率を定義する方法

割合でなく加点(減点)を定義する手法など色々あります。

この程度の処理であれば簡単に実装できますね

でもバカにはできません、本格的なシステムでもこの手法のようなのは五万とありますからね

意外とAIも入門は簡単なんです。

とはいえ奥はとてつもなく深い、なんたって実装した人が「なんでそういう結果(答え)になったのかわからない」と普通につぶやく世界ですからw

 



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