【SES】営業とエンジニアは果たして本当に水と油の関係なのか

株式会社トラスト SES営業 エンジニア ヒデブリオン

皆様ごきげんよう。トラストの営業を担当しておりますヒデブリオンです。ようやく暑い暑い夏が終わりを迎え、涼しい季節へと移り変わってきましたね。

なんでも、今年の冬は前年かそれ以上に寒いのだとかで、電車の乗車中に催して早く次の駅に着いてくれと神に祈るあの悪魔の回数が増えてしまうのではないかと、今からビクビクしている所存です。

はい、というわけで今回はSES業界において犬猿の仲、水と油といわれることが多い営業とエンジニアの関係について、僕の偏見も要所に散りばめながらお話していきたいと思います。

ちなみに、当記事では「全営業の人が○○だ」とか、「全エンジニアの人が○○だ」とか、そんな決めつけるようなお話がしたいわけではありませんのでご了承ください。

あくまで現時点での僕の思っていることをお話しているだけでして、考え方は今後どんどんブラッシュアップされていくと思います(笑)

やっぱり営業とエンジニアって水と油の関係なの?

株式会社トラスト SES営業 エンジニア ヒデブリオン

結論からいうと、個人的には営業とエンジニアは水と油の関係と思ってます。きれいごとを言うつもりは毛頭ありません。

だって開発することの大変さを知らない営業と、営業することの大変さが分からないエンジニアが、同じ価値観を持っていると思わないんですもの。

お互いに全く違う職種なんですから、経験がないことに対して理解しろってのがそもそも難しいと思うんですよ。

…と、まぁお互いに歩み寄らずに自分本位で好き勝手な考えをしていれば、確かに水と油の関係のままかもしれません。でも人というのは頭で考えてから行動することができます。

つまり、営業とエンジニアがそれぞれお互いを尊重し合うことができれば、気持ちの良い関係を作ることはできると思っています。

結局きれいごとじゃないかって思うかもしれませんが、こういったことに答えってないのでは…?

人ってなんだかんだで理屈じゃない“相性”ってものが付きまといますし、どうしても好きになれない人を好きになれなんて言われても難しいじゃないですか?

でも、あくまでそれは人同士のことであって、職種の話とは関係ありませんよね?まぁ人が関わることに変わりはないけれども。

だけど、職種は違えど最低限お互いに尊重し合うことができれば、営業とエンジニア間に起こりうる面倒な問題は、未然に避けることはできるかもしれませんよね。

つまり何が言いたいのかというと、営業側もエンジニア側もしっかりコミュニケーションをとって、ある程度良い関係性を作っておこうよって話です。

どちらもまずは相手の話に耳を傾けて、お互いの考えを受け入れつつ、でも意見や意向はちゃんと伝えて、方向性を明確にしておく…みたいな?

今の僕はそんな考えを持っているのですが、皆さまはどう思います(‘ω’)?

実際に関わってヒデブリオンが感じたエンジニアの印象

株式会社トラスト SES営業 エンジニア ヒデブリオン

僕は営業としてまだまだ経験が浅いひよっこ(※3ヶ月)なのですが、それなりにエンジニアさん達とお話してきました。

ん~まぁ僕が勝手に思ったエンジニアさんの印象としては、問題点や条件など、何事もしっかり細部まで確認してから、そこで初めて行動を起こす慎重派が多いような~って感じです。

「いや、慎重とかそんなんじゃなくて当たり前のことだし(苦笑)」って聞こえてきそうですが。

何でもとりあえず「ハイッ!ハイッ!僕やります!僕ならできます!(シュバッ!!)」って感じで、“フッ軽(※フットワークが軽い)”の名をほしいままにしている僕にとっては、ある意味では真逆な性質なのかもしれない。

でも、その分チャンスは掴みやすいんじゃないかな~と、プラスに考えるようにしています。とはいえ、エンジニアさん達の持つあの計画性というか、未来を見据えての行動は僕にとって見習うべき点です。

営業をしている傍ら、JavaとStrutsを使ったシステム開発をコツコツと続けている僕だからこそ思うのですが、計画性“も”なければシステム開発は本当に難しい。

「とりあえず適当にコード書けば何とかなるやろ!(笑)」で何とかなるほど、プログラミングは甘くありません…。

僕も日々プログラミングの難しさを痛感しているところでございます。クッソ!全然想定通り動いてくれねぇ!!なんでやっ!!

…話は戻りますが、エンジニアさんは常に先の未来(リスクとか)を考えながら行動していらっしゃるイメージ。

いやまぁあれですよ?それは別にエンジニアに限った話ではないことくらい分かってますし、あくまで「そういう傾向の人が周りに多いような~」っていう僕の所感です。

中にはパリピ並みにテンションが高く、コミュニケーション力が鬼の凄腕プログラマーさんや、人と会うことが極端に嫌いなのに凄腕の営業マンだったりみたいな、一見すると真逆のイメージの方もいらっしゃいますもんね。

SESの営業がエンジニアを見下してる説って本当?

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いやね、ネットでSES営業について調べているとね、恐らくエンジニアだろうと思われる方が、「あいつらマジで俺らを道具としか見てねぇよな!?勝手に高単価で売られてスキルも言語も関係なく炎上中の案件に飛ばしやがってよぉ!」みたいなことをね、某Q&A掲示板とかSNS上とかで散見するのね。

営業ペーペーの僕からすれば、そんなこと恐ろしすぎてとてもできませんよ。

トラストではエンジニアさんの持つビジョンや、やりたい開発を事前にヒアリングした上で案件を探し、見合う案件が見つけたからといって勝手に話を進めるのではなく、まずはエンジニアさんに案件に参画したいかどうかの意向を確認します。

その段階で、エンジニアさんにとって意に沿わない案件であれば引き続き別の案件を探していくといった流れです。

なので、少なくともトラストでは、エンジニアさんを見下すことはまずありえませんし、本人がいないところで見下した発言をすることもありません。

まぁ強いて言えば、案件を紹介してエンジニアさんから却下を食らった時に「うぉ~…マジか~…良い案件だと思うんやけどな~…」とガックシ肩を落とすことはありますけれども(笑)

「エンジニアの仕事がどれだけしんどいか理解できない営業の奴らなんて、黙って俺らに見合った開発現場を見つけてくればいいんだよ(笑)」という気持ちのエンジニアさんもいらっしゃるかもしれません。

ですが!営業の立場から言わせてもらうと…!言わせてもらうとですねっ…!!せめて少しだけ…すこ~~~~~~~~しだけでも良いので「あいつらもあいつらで結構大変なんだと思うぜ?」くらいには思っていただければ泣いて喜びます。

逆にエンジニアが営業を見下してる説も本当なの?

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ネットやSNSにて、「技術力がある俺らに案件を紹介するだけで、あいつらは簡単に契約がとれるんだから営業は楽で良いよな」とか、「俺らは重要度の高い開発をして給料が低いのに、なんであいつらは楽に契約をとって、給料は俺らよりも高いんだ!」といった感じの内容を見ることがあります。

ん~なるほど、エンジニアさんにはエンジニアさんの不満だって数多くありますよね…。

僕がエンジニアさんの立場であれば、確かにあれだけ寝る間も惜しんで勉強しながら、現場で難しい開発作業をしているのに給料が低ければ、楽に契約をしている(ように見える)営業に対して「ぐぬぬっ…!」ってなるかもしれません。

僕も少なからずシステム開発(所詮学習レベルと言われるかもしれんけどさ…)をしている身ですから、どれくらい難しいことをしているのかということは、ある程度理解しているつもりです。

でも、当事者ではないから言えることなのかもしれませんが、僕はそれでも他責思考にはならないように考えると思います。

他人を責めたり羨んだりしてるだけでは、自分の立場なんて何も変わらないからです。自分のスキル向上においても、お仕事の環境を良くするのも、結局は自分次第であると考えます。

とはいえ、自責の念に駆られすぎるとメンタルが病んでしまうので、そこは絶妙にストレスを発散しますけどね(笑)

まぁ人間なんですから、相手のせいにしたい時もあると思いますけれども、そこはもう少し冷静になってですね、今自分がやるべきことは何かを考えることが一番なのかなぁ~なんて思います。

今より環境を良くするにはどうすれば良いか、担当の営業がどうしても好かんのであれば、会社や上司に相談して担当を変えてもらうとか、何をするにも自分自身が行動に起こさないと、文句を言っているだけでは何も変わらんっちゅーやつですな( ;∀;)

結局営業とエンジニアって分かり合えるの?

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結論から言えば、お互いに分かり合おうと努力すれば良い、これに尽きます。求めていた答えじゃないかもしれない。

でも、そもそもお互いに性質が真逆なので、最初から「こいつに言っても分かってくれるわけないし、理解できるわけがない」の前提でぶつかってしまうと、争いは絶えないかもしれません。

ですが、そうではなくて、お互いに持っていない部分を補い合おうという気持ちで接すれば、最低限の課題はクリアできるのではないかと。

例えば、あるエンジニアさんはコミュニケーション力が乏しいとする。であれば、営業から積極的にコミュニケーションをとって、エンジニアさんが会話しやすい雰囲気にしてあげる。

そうすれば、エンジニアさんが内に秘めている中々切り出せない不満や意向などを、引き出すことができるかもしれない。

逆にエンジニアさんは、開発の知識に乏しい営業に対して、どんな感じの開発をしていたからどこまでの範囲が対応できるのか、どの言語を経験したからどの言語であれば対応できそうか、今後どういった開発をしていきたいかなど、色々と伝えてあげる。

そうすることで、営業としてそのエンジニアさんのアピールポイントを細かく把握できるかもしれない。

そうしてお互いがお互いのことをある程度把握しておけば、より良いお仕事に巡り合えると思ってます。

もしエンジニアさんにとって、担当営業の人と価値観が合わないと思ったのであれば、別の営業に担当してもらうように営業が手配するとか。

基本的にはエンジニアさんあっての営業(と僕は考える)ですから、しっかりエンジニアさんをサポートしていける、そんな営業マンでありたいですね。



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