皆様こんにちは営業の渡邊です。
普段システムエンジニアリングサービスの営業をしていて思うことがあります。
特に個人事業主をやられている方で持ち帰れる仕事を探されている方に対しての営業方法で、
同じ営業として疑問に思ったことがあったのでお伝えできればと思いました。
それは、1か月で0.5人月分×3か月間(毎月この量位しか仕事がおりてこないので固めて1.5人月にはなりません)
の仕事量しかない案件に、
持ち帰り専属で仕事を探している技術者をあてがっている営業さんがいたんです。
まぁ単純にはこの方が0.3人月くらいの作業時間でこの0.5人月の仕事をクリアできれば問題ありません。
ただし他の仕事を探して受注さえできれば・・・
例えば、持ち帰りの仕事をしたい技術者さんがいるとします。
弊社との取引実績は無いと仮定しましょう。
弊社以外でも営業をかけて案件を探されることでしょう。
案件はと言うと、SESの市場でたまに持ち帰れる案件が流れることがあります。
たまにです。
はたして、この方はSESと同じような仕事の探し方で持ち帰れる案件にたどり着けて、
受注できるのでしょうか?
ちなみに案件は本気で探せばあるところにはあるんです。
持ち帰りできる案件って・・・
何が言いたいかと言うと、
仕事にありつける可能性は極めて低いと言わざるを得ないでしょう。
持ち帰りをしたい技術者さんはたくさんいます。(実際過去に何十人の方とお会いしたことがあります)
けど技術者さんと取引することはありませんでした。
それは何故か?
「弊社が請負した案件をやってもらう先として不適格だから」
理由は簡単、実績がないから難しいです。
万が一、「締め切り間際にできませんでした~てへぺろ~」
とかやられたら弊社の信用が失墜します。
確実に力量がわかっていて、
確実に納期までに作ってくれるという信用が無ければお願いしにくいのです。
それをふまえて、
この技術者さんに必要な案件はただ単なる持ち帰りの案件だけだったのでしょうか。
ひとえに持ち帰りの案件と言っても内容もありますし、
期間もあります。
単価だって気になるところです。
さらにボリュームも・・・
技術者さんそれぞれに諸々の事情はあるでしょう。
ですが、一番大事なのは「この案件で技術者食っていけんの?」ではないかと・・・
営業が上手な受託専門の技術者さんもいることでしょう。
しかし、ほとんどの技術者さんが、
どこかの会社の営業に仕事を出してもらわなければ食っていけないのではないでしょうか。
そこで提案です。
まずは信用を勝ち取りましょう。
まずは持ち帰らない仕事で客先常駐をしてみます。
そして、信用が勝ち取れたら持ち帰れる仕事を探してもらいましょう。
ひょっとしたら、入っていた現場が仕事を出してくれるかもしれません。
まぁ、この方法が100%良いとは言い切れませんが、
何個かあある選択肢の一つにはなると思います。
自分は技術は周りよりできるしサラリーマン辞めても収入増えると思って独立した方で、
思い描いたようになっていない方。
もっと収入増やせるはずだったのに・・・って思われている方。
私は、そんな方たちのお手伝いもできればいいかな~って思いながら日々営業しています。
あ!うちって正社員も募集してますのでなりたい方はどうぞ(笑)
次回ちょっとおもろい物作りたいと構想(妄想w)しているお話をお届けします。
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